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各種療法
園芸療法
園芸療法の効果は、認知症老人の問題行動の軽減や血圧の安定効果があります。
園芸療法というのは、医療的あるいは福祉的な助けを要する人たちを対象に、植物や園芸活動を利用して心身の状態をより良い方向へ導いていく手法です。植物は環境を美しくするばかりでなく、人間の心を癒し、五感を刺激します。
園芸活動で外に出て体を動かし適度な運動をすると開放感や爽快感も得ることができます。
園芸療法は奇跡を起こすものでも、驚異的な変化をもとめるものでもありません。効果はゆっくりと、しかし確実に目に見えてきます。また、美しい花や庭を作ったり、収穫物や作品の出来を目的とするものではありません。あくまでも園芸活動中の言動の変化や表情、療法目的の達成などプロセスが大切にされる療法なのです。
和佐の里では、入所者の生活が変化に富み、楽しい日々が送ってもらえるように努めています。
和佐の里では1997年3月の開設当初より園芸療法を取り入れてきました。
園芸療法の効果については、認知症老人の問題行動の軽減や血圧の安定効果について発表してきましたが、これ以外にも多くの効果を持っています。
 集団活動
月曜日・火曜日:毎週  入所
木曜日・金曜日:毎週  通所リハ
金曜日:毎週      デイケア
 場所
中庭などの屋外や天候・季節・作業内容により屋内で実施
 個別活動
個別での対応が必要な方に対して、その方の状態に合わせた作業活動を提供しています。
音楽療法
音楽にあわせて体を動かすことで脳の動きも活発化し、リハビリテーションにもつながります。
音楽を聴いて心が落ち着いたり、悲しい気持ちになったりしたことはありますか?やる気が起きたり、ウキウキして踊りだしたい気分になったりしたことは?また、昔懐かしい音楽を聴いて過去の記憶が蘇ったことはありますか?音楽には、人の心や身体、人との関係づくり、ものごとへの気づきなど、様々な状態に働きかける力があります。音楽療法では、音楽の持つ力と人との関わりを通して、対象者を様々な方向から支援していきます。
 高齢者に対する音楽療法の主な目的
・健康維持、介護予防
・病気や事故後のリハビリテーション
・リラクゼーション
・認知症の症状の緩和
・痛みの緩和
・生活の質の向上、心のケア
 活動形態
大集団(入所棟・25名前後)
毎週金曜日・45分
参加形態:自由

中集団(通所・10名前後)
毎週月、木曜日・45分
参加形態:希望者。定員制のためお待ちいただく場合がございます。

個別
週1~2回・30分
お客様ひとりひとりの状態に合わせたプログラムを作成し、療法士が1対1で対応します。これまで、発声・発語訓練、呼吸訓練、生活の質の向上や心のケア、歩行訓練、看取りケアなど様々な要望に対して実施しています。
 和佐の里での主な活動内容
・歌唱…口を動かして歌うことは、安全に食事をするた
    めに必要な口回りや喉の筋肉の訓練になります。
    また、声をしっかり出すことで心肺機能の訓練
    にもつながります。若いころの歌は、当時の記
    憶や気持ちを呼び起こし人生を振り返る機会に
    なります。
・合奏…音楽のリズムやテンポに合わせて楽器を演奏す
    ることで、脳の働きが活性化すると言われてい
    ます。また、動きづらい手や指の運動にもなり
    ます。簡単な歌と楽器演奏の組み合わせは、認
    知症予防にも効果的です。
・体操…音楽に合わせると自然と身体が動きだし、無理
    なく身体を動かすことができます。
・鑑賞…ゆったりした音楽は心や気持ちを落ち着かせま
    す。時には新しい音楽も、刺激になって気持ち
    を動かすことがあります。
運動療法
自立回復や介護予防、介護軽減を図る効果をその日すぐに実感できる新手法のリハビリです。
脳卒中や脳外傷・脊髄障害・パーキンソン病・脊髄小脳変性症・骨折後遺症・手足に麻痺・筋力低下など、身体機能に何らかの障害や低下がある場合、これを運動によって回復、または維持・予防することをいいます。
 和佐の里の運動療法
和佐の里では要支援・要介護の高齢者を対象にした運動療法の一つとして、平成15年11月よりパワーリハビリテーションを導入し実施しています。パワーリハビリテーションとは、マシントレーニングを実施し、自立回復や介護予防、介護軽減を図る新手法のリハビリです。動作の衰え・体力の低下・不活発な行動などの改善が見込まれます。マシントレーニングには、運動者に適度な運動を与え反復運動させる6台のマシンを使用し、上肢・下肢・体幹などの9種類の運動が可能となっています。マシンは非常に軽い負荷から使えるようになっていて、高齢者が楽な姿勢でトレーニングできるように設計されています。
効果が実感できます!!
パワーリハビリテーションを実施することで、個人差はありますが足腰が軽くなり、その日その活動の終了時に足腰の軽さが実感する事が可能となります。そういう意味でも、効果をその日すぐに実感できるというのが大きな特性です。身体が動くようになる事で、心身共に活動への自信が持てるようになります。
check 運動頻度、反復回数、セット数は?
トレーニング準備期3週まで・・・1セット~2セット
※1セットあたりの回数は10回の反復運動が原則トレーニ 
 ング期12週まで・・・・2セットから最大3セット
※1セットあたりの回数は10回が原則
頻度・・・週2回が原則(例:水・金)
期間・・・3ヵ月
以上、パワーリハ研究会が推奨しています。

 和佐の里で使用している器具
学習療法
音読や計算で認知症予防
学習療法とは、「音読と計算を中心とする教材を用いた学習を、学習者と支援者がコミュニケーションをとりながら行うことにより、学習者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能など前頭前野機能の維持・改善をはかるもの」と定義されています。簡単な読み書き、計算を行いコミュニケーションをはかることで脳の前頭前野が刺激され、それを継続することによりさまざまな効果が期待されています。
 学習の実際
①個々のレベルに合わせた教材を使用(事前に認知度
 や前頭葉の働きを調べる検査や教材レベルを判定す
 るテストを実施)
②教材は、読み書き・計算・数字盤を使用
③1回20〜30分間
④職員1人に対し、お客さま1〜2名で実施
⑤場所は静かな環境の部屋を使用
⑥認知症予防のためには週3〜5回実施する必要があ
 ると言われています。(ご家族さまの協力が得られ
 る場合は自宅学習も可能です)

教材については、お客さまの個々のレベルに合わせたものを使用するため、お客さまにとって簡単に行える内容になっています。
学習療法の流れ
①日付、名前の記入
②読み書きプリントを行い、音読していただく
③読み書きプリントを元にコミュニケーションを
 はかる
④計算プリントを行う
⑤数字盤を行い、数字の音読をしていただく