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療養病棟
Recreation ward
廃用症候群などによりQOL(生活の質)が低下、低栄養などにより嚥下機能が低下している患者様への機能回復や、在宅での介護が困難になった長期寝たきり患者様への看護・介護を行なっています。
退院後も「その人らしい」療養生活が送れるよう、自立支援とQOL向上を目指した機能回復訓練や退院後の生活環境の調整を図ります。

対象となる患者
① 日常的に医療依存度は高いが、病状が安定している方
② 急性期の治療を受けた後、継続して治療が必要と認められた方
③ 病状が安定し、在宅療養の準備をされる方
④ 施設入所までの待機をされる方
⑤ リハビリテーションによる治療が主体である方
⑥ ショートステイを希望される方(介護保険適応外)
療養病棟の特徴
・看護配置(入院患者数:看護師数)20:1
・療養病棟療養環境加算Ⅰ取得
・在宅復帰機能強化加算取得
・在宅復帰に向けての短期(2〜3ヶ月)集中型リハビリ
・月1回程度のレクリエーション
・神経ブロック療法
・褥瘡発生予防
 (褥瘡委員を中心に回診を実施。V.A.C(陰圧創傷)療法を用いるなど褥瘡の発生予防や早期治癒に取り組んでいます。)

手術室
消化器外科、整形外科、腎臓内科、血管外科の手術を実施しています。2019年度の総件数は508件でした。中央材料室、手術室となり、患者さま、スタッフの動線を改善し、清潔区域を区別しました。器械洗浄機を導入し、全自動洗浄でき、また低温過酸化水素滅菌装置が導入され、従来のEOG滅菌より安全な滅菌作業が可能となりました。オートクレープも一新し、用量が大きくなり、効率的な滅菌業務が可能となりました。
病室・設備
デイルーム
リフト浴
特浴
療養病棟でのリハビリ
食事・排泄・更衣・整容・入浴・歩行などの移動の練習はもちろん、退院後家庭での役割を持つ方の家事の練習なども行っています。また、長期間の入院生活に「ハリ」や「楽しみ」を感じてもらえるよう、七夕や夏祭り、クリスマス会などのイベントを企画したり、患者さまに塗り絵やちぎり絵などで作品を作っていただき、病棟内に展示するなど季節感も演出しています。

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