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動脈硬化の検査とは

病気の種類

動脈硬化とは 動脈が肥厚し硬化した状態を動脈硬化といい、これによって引き起こされる様々な病態を動脈硬化症と言い、脂質異常症(従来の高脂血症)や糖尿病、高血圧、喫煙などの危険因子により生じると考えられ、最終的には動脈の血流が遮断されて、酸素や栄養が重要組織に到達できなくなる結果、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となります。

検査の種類

内臓脂肪CT検査(ファットスキャン)、PWV/ABI検査、頸動脈エコーなど

検査の内容

 内臓脂肪CT検査(ファットスキャン)

CTスキャンでお腹についた脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪)を計ります

①最新鋭80列マルチスライスCTでお腹の写真を撮ります
②ファットスキャン(脂肪計測ソフト)で解析
③結果用紙をお渡しします



PWV/ABI検査

○PWV(Pulse Wave Velosity)脈波伝播速度
PWVとは心臓から押し出された血液により生じた拍動が血管を通じて手足に届くまでの速さのことでこの値が大きいほど血管壁が硬くなっていることが分かります。


○ABI(Ankle Brachial Index)上肢と下肢の血圧比
ABIとは足首と上腕の血圧の比で血管の狭窄の程度がわかります。この値が0.9以下の場合、動脈硬化による下肢の血管の狭窄が進んでいることをあらわします。


※血圧を測る要領で手足の血圧を同時に測定する検査で痛い検査ではありません。特に糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満などがある方、動脈硬化がご心配な方は一度受けてみてください。



頸動脈エコー

頸動脈は脳に流入する重要な血管で首の左右両側にある血管です。体表から浅いところにあるため観察しやすく、近年、頸動脈の病変が全身の動脈硬化の程度を反映していることがわかってきたことから、動脈硬化症の評価の一つとして注目されている検査です。

おへその位置のCT画像

おへその位置のCT画像

PWV/ABI装置

PWV/ABI装置

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