頭部の検査について
病気の種類
頭蓋骨折、脳梗塞、脳膿瘍、脳内出血、脳動脈瘤、認知症、くも膜下出血、脳腫瘍、水頭症、てんかんなど発作性疾患の異常波の検出など
検査の種類
単純X線、頭部CT、頭部MRI、脳波など
検査の内容
単純X線
頭部CT
頭部MRI
頭波
単純X線検査はX線を使用して撮影します。
頭蓋骨骨折・顔面骨骨折などの骨折線の描出と全体像の観察を目的としています。
頭部CT
頭部CT検査は検査台に寝て撮影します。検査台をスライドさせながらX線を照射します。時間は10分程度です。
頭蓋内血腫と脳実質損傷の有無、頭蓋骨骨折・顔面骨骨折と眼窩・鼻腔の異常を検索することを目的としています。
頭部外傷や顔面外傷に対する画像診断の第一選択となります。
頭部MRI
MRI検査は磁気共鳴という現象を応用して撮影します。検査台に寝て円筒状のトンネルに入って撮影します。時間は30分程かかります。
脳実質や眼窩内など軟部組織変化の描出、脳血管障害の描出を目的としています。
頭波
人間の脳は考えている時だけではなく、眠っている時にも活動しています。脳が活動すると脳の中には、微弱な電気が流れます。その脳細胞の電気的変化を頭につけた電極を介して紙に記録したものが脳波です。
単純X線
頭部MRI