心臓の検査について②
病気の種類
心筋梗塞、狭心症、不整脈、心膜炎、心肥大、大動脈弁膜症など
検査の種類
胸部X線検査、CT検査など
検査の内容
胸部X線
心臓CT
いわゆる胸のレントゲン写真です。
撮影した写真から、心臓の大きさや形また肺の状態を診ます。心臓が悪くなると大抵、心臓は大きくなります。心不全という状態になると肺に水がたまり写真上肺が白くなります。これを肺うっ血といいます。
心臓CT
北出病院では、最新の80列マルチスライスCTを用い検査を行っています。狭心症の原因となる冠動脈(心臓を栄養する血管)の狭窄の発見には、心臓カテーテル検査に代わって、このマルチスライスCTを用いられることが多くなってきました。造影剤を使う点では、心臓カテーテル検査と差がありませんが、動脈に針を刺してカテーテルを入れていく必要がないため、検査に伴う合併症の危険性はほとんどなくなりました。心臓CTでは、点滴と同じように腕の静脈から造影剤を注入します。造影剤を急激に注入するため身体がふわっと熱くなりますが心配いりません。