整形外科・スポーツ整形
整形外科
外来診療と入院診療
整形外科は、週6回の外来診療と入院診療を行っています。外来は予約制で、毎週月曜日〜土曜日の午前・午後に行っています。受診者数は、平均340人/週です。整形外科疾患一般を対象としていますが、腰痛症、骨粗鬆症、変形性膝関節症など主に慢性疾患の患者数が多数を占めています。整形外科疾患を主病名とする入院患者数は、通常40〜45人程度です。入院患者様の治療は保存療法を中心に行っていますが、適応のある患者様には手術療法を積極的に取り入れています。
整形外科的手術療法
2001年2月から整形外科的な手術療法を開始しました。当初年間10数例だった手術数も徐々に増えており、2014年より取り組み始めた脊椎手術を含め、上・下肢骨接合術、膝・股人工関節置換術(人工骨頭含む)、膝・肘・肩関節鏡視下手術、手の外科(指骨接合・腱手術・神経剥離)、腫瘍切除術、下肢切断術など2014年度は190例でした。手術的治療を開始してから13年以上経過し、システムも整備され、今後も、骨接合術、鏡視下手術、脊椎手術、人工関節置換術を中心に手術療法に積極的に取り組んでいきたいと考えています。
東芝メディカルシステムズ社製
一般X線撮影装置(レントゲン)
東芝メディカルシステムズ社製
3.0テスラMRI
ライカ社製
手術用顕微鏡
スポーツ整形
検査・治療
最新の動作解析装置を導入しております。
MRI、CTの他、当院では他に先駆け最新の動作解析装置を導入しており、これを障害予防・治療判定に利用しています。治療は、詳細な検査で診断をつけた後、障害程度に応じて、やむなくスポーツ休止を行う場合もあれば、アイシング、ストレッチおよびテーピング指導でスポーツを行いながら治療を進める場合もあります。
スポーツ選手に対するリハは基本的にアスレチックリハとしており、スポーツ休止をする際にも障害部位以外は積極的にトレーニングを行うよう指導しています。障害部位の回復状況に合わせ、各スポーツに必要な動きを取り入れながら運動強度を高くしていき、早期のスポーツ復帰を目指しています。
MRI、CTの他、当院では他に先駆け最新の動作解析装置を導入しており、これを障害予防・治療判定に利用しています。治療は、詳細な検査で診断をつけた後、障害程度に応じて、やむなくスポーツ休止を行う場合もあれば、アイシング、ストレッチおよびテーピング指導でスポーツを行いながら治療を進める場合もあります。
スポーツ選手に対するリハは基本的にアスレチックリハとしており、スポーツ休止をする際にも障害部位以外は積極的にトレーニングを行うよう指導しています。障害部位の回復状況に合わせ、各スポーツに必要な動きを取り入れながら運動強度を高くしていき、早期のスポーツ復帰を目指しています。
当院整形外科の主な手術対象疾患と手術方法
保存療法を十分に行ったにも関わらず治療効果が得られなかった慢性疾患や骨折などの大きな外傷では、主に下記のような手術を行っています。
膝半月板損傷 |
鏡視下半月板手術 |
膝前十字靭帯断裂 | 鏡視下靭帯再建術 |
肩腱板断裂や 肩インピンジメント症候群 |
鏡視下肩手術 |
野球肘(離断性骨軟骨炎、尺側側副靭帯損傷) |
鏡視下肘手術、靭帯再建術 |
アキレス腱断裂 | 経皮的腱縫合術、観血的腱縫合術 |
筋肉・関節への影響を最小限にとどめるよう関節鏡手術を中心に行っており、一日でも早くスポーツ復帰をしてもらえるよう、術後早期からアスレチックリハを行っています。
2014.8 屋外リハビリ投球場新設
2014.8 屋外リハビリランニングコース新設
スポーツリハビリテーション
当院整形外科、リハビリテーション科ではスポーツ疾患に対する診療を行っています。
スポーツ疾患とは?
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スポーツ外傷
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スポーツ実施中の転倒や接触プレーなど、大きな外力による骨折や筋、靭帯の断裂など
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スポーツ障害
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骨や靭帯・筋肉、関節軟骨などに繰り返し外力が加わって生じる障害
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その他使いすぎ症候群(オーバートレーニングや過密試合等)や誤ったトレーニング、不適切な用具の使用等でも障害を発生することがあります。 |
スポーツリハビリテーション受診までの流れ
スポーツ整形外科対象者
年齢は問わず、競技スポーツ、学校スポーツ、健康スポーツなどあらゆるレベルでのスポーツ活動をされている方々
スポーツリハビリテーションは理学療法士が対応いたします。
年齢は問わず、競技スポーツ、学校スポーツ、健康スポーツなどあらゆるレベルでのスポーツ活動をされている方々
スポーツリハビリテーションは理学療法士が対応いたします。
スポーツ障害では痛みがでている身体箇所だけが問題とは限りません
例えば、野球のピッチャーが肩を痛めた…
当院リハビリテーション科では各種評価機器を用いてスポーツ動作の解析を行い、治療・練習プログラムの作成にあたっています。 |
・筋電図解析
・筋力測定装置
その他、スポーツ実施前後のウォーミングアップ・クールダウンプログラムの作成も行い、障害の予防にも力を入れています。
・筋力測定装置
その他、スポーツ実施前後のウォーミングアップ・クールダウンプログラムの作成も行い、障害の予防にも力を入れています。