病院(臨床)指標
令和2年度北出病院指標
病院(臨床)指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | - | 31 | 34 | 35 | 100 | 147 | 266 | 421 | 654 | 395 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 107 | 21.97 | 13.00 | 3.74% | 83.41 | |
0400800499x00x | 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 97 | 30.03 | 18.64 | 7.22% | 87.81 | |
0400800499x01x | 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | 61 | 34.07 | 21.75 | 3.28% | 89.69 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 50 | 27.60 | 20.51 | 0.00% | 86.18 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 36 | 29.94 | 10.51 | 5.56% | 85.78 |
肺炎の患者様が多く入院されています。DPCコードで細分化されていますが肺炎で入院された患者様が250名以上いらっしゃいました。
平均在院日数が全国平均よりも長いのは、入院患者様のほとんどが80歳以上で何らかの合併症や入院時に衰弱しているからであると考えられます。
当院では言語聴覚士による嚥下障害に対するリハビリや、歯科衛生士を病棟配置し口腔ケアを行っており、肺炎の再発防止及び再入院率低下に取り組んでいます。
平均在院日数が全国平均よりも長いのは、入院患者様のほとんどが80歳以上で何らかの合併症や入院時に衰弱しているからであると考えられます。
当院では言語聴覚士による嚥下障害に対するリハビリや、歯科衛生士を病棟配置し口腔ケアを行っており、肺炎の再発防止及び再入院率低下に取り組んでいます。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 62 | 57.89 | 25.09 | 1.61% | 86.02 | |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 47 | 33.89 | 18.81 | 4.26% | 82.91 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 26 | 38.12 | 23.36 | 0.00% | 77.69 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 18 | 27.11 | 21.03 | 0.00% | 69.39 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 14 | 17.86 | 5.18 | 0.00% | 71.57 |
令和2年度より人工関節外来が始まりました。ほぼ毎週手術を行っております。そのため人工関節の手術目的の入院が多くなっています。
また高齢者の方の転倒による大腿骨骨折の入院も多くあり、このため、当院においては入院当初から患者様、ご家族様とカンファレンスを行い、早期に手術を行っております。
リハビリテーションにおいては術前よりセラピストが介入しており、術後も安心してリハビリテーションを継続することができます。
術後はリハビリテーションを積極的に行える回復期リハビリテーション病棟に転棟していただき、患者様の社会復帰、在宅復帰をサポートしております。そのため入院期間が全国平均より長期化しております。
また高齢者の方の転倒による大腿骨骨折の入院も多くあり、このため、当院においては入院当初から患者様、ご家族様とカンファレンスを行い、早期に手術を行っております。
リハビリテーションにおいては術前よりセラピストが介入しており、術後も安心してリハビリテーションを継続することができます。
術後はリハビリテーションを積極的に行える回復期リハビリテーション病棟に転棟していただき、患者様の社会復帰、在宅復帰をサポートしております。そのため入院期間が全国平均より長期化しております。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 130 | 2.05 | 2.66 | 0.00% | 65.11 | |
060100xx99xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし | 93 | 2.00 | 3.00 | 0.00% | 55.77 | |
060340xx99x0xx | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 29 | 17.24 | 9.76 | 13.79% | 79.69 | |
060380xxxxx00x | ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 20 | 11.60 | 5.86 | 0.00% | 63.25 | |
060350xx99x00x | 急性膵炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 19 | 8.68 | 10.78 | 21.05% | 60.79 |
大腸ポリープ内視鏡下切除術後の患者様が多く入院されています。また、地域の開業医様で行われた大腸ポリープ切除術後の患者様の安静目的の入院も積極的に受け入れており、術後も安心して治療が受けられるように連携しています。
大腸ポリープ以外の疾患では胆石、胆嚢炎、胆管炎が多くありました。
上記の表にはありませんが総胆管結石や胆管系の悪性腫瘍などで閉塞性黄疸を発症した方には、内視鏡で行う胆道ステント留置術や、砕石採石を行う内視鏡的胆道結石除去術も行い、患者様の侵襲の少ない治療を提供しております。
大腸ポリープ以外の疾患では胆石、胆嚢炎、胆管炎が多くありました。
上記の表にはありませんが総胆管結石や胆管系の悪性腫瘍などで閉塞性黄疸を発症した方には、内視鏡で行う胆道ステント留置術や、砕石採石を行う内視鏡的胆道結石除去術も行い、患者様の侵襲の少ない治療を提供しております。
消化器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 39 | 16.59 | 9.08 | 2.56% | 77.10 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 30 | 9.73 | 7.74 | 0.00% | 69.10 | |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 30 | 12.10 | 8.83 | 0.00% | 67.20 | |
060335xx99x00x | 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 20 | 19.55 | 10.97 | 10.00% | 80.05 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 15 | 6.60 | 4.86 | 0.00% | 69.40 |
腸閉塞の方が多く入院されています。ほとんどの方が手術は行わずに保存的治療で軽快退院しています。腸閉塞の症例で手術を行ったのは3名でした。
憩室出血においてもほとんどが保存的治療で軽快しており、止血術が必要となった場合でも消化器内科と連携し治療にあたっています。
憩室出血においてもほとんどが保存的治療で軽快しており、止血術が必要となった場合でも消化器内科と連携し治療にあたっています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 19 | 5.11 | 4.94 | 0.00% | 79.26 | |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 12 | 49.17 | 15.64 | 0.00% | 78.50 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 8.18 | - | - | |
010060x2990400 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 3、4又は5 | - | - | 19.18 | - | - | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 7.48 | - | - |
脳梗塞のDPCは意識障害の程度、発症前の状態などで細分化されいます。そのため表では患者数が少なくなっていますが、実際は44件と最も多くなっております。
当院は脳梗塞、頭部外傷やてんかん等に対して、非手術的治療を行っております。また発症して早期にリハビリテーションを開始することで、一日でも早く元の生活に戻れるよう、土日祝日にかかわらず積極的にリハビリテーションを行っております。
当院は脳梗塞、頭部外傷やてんかん等に対して、非手術的治療を行っております。また発症して早期にリハビリテーションを開始することで、一日でも早く元の生活に戻れるよう、土日祝日にかかわらず積極的にリハビリテーションを行っております。
血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050170xx03000x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 18 | 21.11 | 5.43 | 0.00% | 87.17 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 18 | 21.50 | 12.87 | 0.00% | 72.33 | |
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 15 | 2.00 | 2.74 | 0.00% | 69.27 | |
050170xx02000x | 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 16.13 | - | - | |
050170xx03001x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | - | - | 10.03 | - | - |
下肢静脈瘤に対する手術目的の入院が多くありました。
また糖尿病や動脈硬化により下肢に生じた潰瘍に対し、フットケア外来も行っております。当院では血管外科、整形外科の医師とフットケア専門の認定看護師、セラピスト、臨床検査技師などがチームを組んで治療に当たるだけでなく、予防の観点から日常的な足のケアも行っております。
また糖尿病や動脈硬化により下肢に生じた潰瘍に対し、フットケア外来も行っております。当院では血管外科、整形外科の医師とフットケア専門の認定看護師、セラピスト、臨床検査技師などがチームを組んで治療に当たるだけでなく、予防の観点から日常的な足のケアも行っております。
胸部外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 13.30 | - | - | |
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 10.83 | - | - | |
040200xx97x00x | 気胸 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 16.50 | - | - | |
040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 9.18 | - | - | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし | - | - | 10.30 | - | - |
気胸・乳癌、肺癌の患者様が入院されています。
乳癌、肺癌の手術目的の入院があり、今後も引き続き行っていきたいと考えています。
また疾患の確定診断を行うため、組織や細胞を採取する気管支鏡検査も行っております。
乳癌、肺癌の手術目的の入院があり、今後も引き続き行っていきたいと考えています。
また疾患の確定診断を行うため、組織や細胞を採取する気管支鏡検査も行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) | 版数 | |||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
大腸癌 | - | - | - | 10 | - | - | 1 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
この表の患者数は延べ人数であり、同じ患者様が繰り返し入院されている場合も含みます。
当院においての主な癌治療は、手術による腫瘍摘出となっています。 患者数は、大腸癌が最も多く次いで胃癌となっています。 またステージⅣの中には緩和療法に移行される患者様もいらっしゃいますが、当院には緩和ケアを専門とするチームが結成されており、緩和担当医をはじめ緩和ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士などそれぞれの専門家が力を合わせて、患者様が穏やかに過ごせるようにケアを行っております。
当院においての主な癌治療は、手術による腫瘍摘出となっています。 患者数は、大腸癌が最も多く次いで胃癌となっています。 またステージⅣの中には緩和療法に移行される患者様もいらっしゃいますが、当院には緩和ケアを専門とするチームが結成されており、緩和担当医をはじめ緩和ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士などそれぞれの専門家が力を合わせて、患者様が穏やかに過ごせるようにケアを行っております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | - | - | - |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
当院では市中肺炎においてはほとんどが軽症または中等症の患者様ですが血液データや基礎疾患によっては入院の診断となる場合があります。
重症度が上がるにつれて平均在院日数、平均年齢が上がる傾向があります。
この表ではすべて「-」で表示していますが、実際に市中肺炎での入院の方は約20名いらっしゃいました。
市中肺炎:普段の生活を送っている中で罹患した肺炎の事。
重症度が上がるにつれて平均在院日数、平均年齢が上がる傾向があります。
この表ではすべて「-」で表示していますが、実際に市中肺炎での入院の方は約20名いらっしゃいました。
市中肺炎:普段の生活を送っている中で罹患した肺炎の事。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 51 | 66.96 | 83.45 | 1.96% |
その他 | - | - | - | - |
当院では点滴による治療が中心です。急性期治療後は回復期リハビリテーション病棟で積極的にリハビリを行っています。当院のリハビリ体制は、日曜祝日の休日にかかわらず毎日行うことができます。これにより、早期にADL(日常生活動作)が改善できるように対応しています。
またカンファレンスも行い、患者様一人一人に合わせたリハビリを計画し、自宅復帰、社会復帰へのサポートを提供しております。
またカンファレンスも行い、患者様一人一人に合わせたリハビリを計画し、自宅復帰、社会復帰へのサポートを提供しております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(上腕、大腿) | 64 | 2.53 | 50.22 | 3.13% | 86.80 | |
K0821 | 人工関節置換術(肩、股、膝) | 53 | 3.40 | 33.38 | 0.00% | 75.51 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩、股) | 21 | 4.10 | 69.52 | 0.00% | 85.48 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕、下腿) | 13 | 1.62 | 27.77 | 0.00% | 75.38 | |
K066-21 | 関節鏡下関節滑膜切除術(肩、膝) | 12 | 0.83 | 4.08 | 0.00% | 44.92 |
高齢者の方の骨折の対する手術が大半を占めています。術後翌日からリハビリを開始しており、このため早期にADL(日常生活動作)が回復でき、社会復帰をサポートしています。
また当院ではスポーツ整形外科診療を行っていますので、10~20代の若い世代ではスポーツ関連の疾患に対する手術も積極的に行っており、術後は競技に復帰できるようにリハビリを行います。
令和2年度より人工関節外来を開設し、ほぼ毎週手術を行っているので人工関節置換術が多くなっています。
また当院ではスポーツ整形外科診療を行っていますので、10~20代の若い世代ではスポーツ関連の疾患に対する手術も積極的に行っており、術後は競技に復帰できるようにリハビリを行います。
令和2年度より人工関節外来を開設し、ほぼ毎週手術を行っているので人工関節置換術が多くなっています。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 131 | 0.09 | 1.05 | 0.00% | 65.77 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 23 | 2.17 | 18.26 | 0.00% | 74.65 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 17 | 2.35 | 27.65 | 0.00% | 86.59 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 15 | 28.53 | 39.53 | 6.67% | 89.00 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) | - | - | - | - | - |
当院では内視鏡による大腸ポリープ切除術を最も多く行っており、入院期間は2日間が大半を占めています。入院した当日に手術をし翌日退院となる方がほとんどです。
嚥下障害があり口から食べられない方には胃瘻造設術を行い、施設入所または家族の方への注入方法の指導を行い在宅復帰をサポートしています。
また総胆管結石や胆管系の悪性腫瘍などで閉塞性黄疸を発症した方には、内視鏡で行う胆道ステント留置術や、砕石採石を行う内視鏡的胆道結石除去術を行い、患者様の侵襲の少ない治療を提供しております。
嚥下障害があり口から食べられない方には胃瘻造設術を行い、施設入所または家族の方への注入方法の指導を行い在宅復帰をサポートしています。
また総胆管結石や胆管系の悪性腫瘍などで閉塞性黄疸を発症した方には、内視鏡で行う胆道ステント留置術や、砕石採石を行う内視鏡的胆道結石除去術を行い、患者様の侵襲の少ない治療を提供しております。
消化器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 18 | 3.50 | 6.00 | 0.00% | 57.72 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 17 | 5.53 | 6.24 | 0.00% | 72.18 | |
K7181 | 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 11 | 0.55 | 5.00 | 0.00% | 43.00 | |
K639 | 急性汎発性腹膜炎手術 | - | - | - | - | - | |
K672 | 胆嚢摘出術 | - | - | - | - | - |
鼠径ヘルニア手術においては、事前に外来で手術の予定を立てたうえで入院されています。今回長期間入院中に鼠径ヘルニアを発症し手術をした方がいらっしゃいましたが、その方を除くと平均術前日数は0.56日、平均術後日数は5.13日となっています。
虫垂切除術、急性汎発性腹膜炎手術は平均術前日数が1日以下となっており、緊急手術が行える体制を万全に整えています。
また当院においても、安全性及び低侵襲(体の負担が少ないこと)性から腹腔鏡下における手術も積極的に行っております。
血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 34 | 2.76 | 38.26 | 2.94% | 86.76 | |
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 15 | 0.87 | 1.07 | 0.00% | 69.80 | |
K6145 | 血管移植術、バイパス移植術(下腿、足部動脈) | 10 | 4.00 | 68.10 | 0.00% | 86.90 | |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | - | - | - | - | - | |
K6093 | 動脈血栓内膜摘出術(その他) | - | - | - | - | - |
下肢静脈瘤に対する手術を多く行っています。下肢静脈瘤血管内焼灼術は術後すぐに歩行ができ、術後翌日退院となる方がほとんどです。
また下肢の壊疽が発生してしまった方に対しては切断を回避するため、血行の再建を行っております。
また下肢の壊疽が発生してしまった方に対しては切断を回避するため、血行の再建を行っております。
胸部外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4741 | 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm未満) | - | - | - | - | - | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | - | - | - | - | - | |
K4764 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) | - | - | - | - | - | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | - | - | - | - | - | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | - | - | - | - | - |
肺癌や気胸の手術においては、術前から呼吸器リハビリを行い、呼吸機能を高めてから手術を行うことで入院日数を短縮できるように努めています。術後もADL(日常生活動作)の向上はもちろん、呼吸方法や呼吸介助を行い、心肺機能が低下しないようにリハビリを行います。
また乳癌に対する手術、化学療法も引き続き行っていきたいと考えています。
また乳癌に対する手術、化学療法も引き続き行っていきたいと考えています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 12 | 0.58% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | 19 | 0.92% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
入院中の患者様の中には体力や免疫力の低下から、ウイルスや細菌の感染を発症してしまう場合があります。
DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症については、異なる疾患からの発症として挙げられるのは肺炎、腎盂腎炎などなどから重症化した症例でした。
手術・処置等の合併症においては大腸ポリープ切除後の後出血や手術後の創部感染の症例でした。手術後や重症化されている患者様には細心の注意を払って対応しております。今後も発症率を低下できるように努力してまいります。
DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症については、異なる疾患からの発症として挙げられるのは肺炎、腎盂腎炎などなどから重症化した症例でした。
手術・処置等の合併症においては大腸ポリープ切除後の後出血や手術後の創部感染の症例でした。手術後や重症化されている患者様には細心の注意を払って対応しております。今後も発症率を低下できるように努力してまいります。
更新履歴
- 2021/09/29
- 令和2年度 北出病院病院指標を公開しました。
また当院ではスポーツ整形外科診療を行っているため、20代までの若い世代では、スポーツに関連した前十字靭帯損傷、骨折などでの入院が多くなっています。