病院(臨床)指標
令和5年度北出病院指標
病院(臨床)指標
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | - | 25 | 28 | 43 | 90 | 193 | 271 | 423 | 595 | 397 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0400800499x01x | 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | 84 | 27.06 | 21.51 | 4.76% | 90.95 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 82 | 21.48 | 13.52 | 6.10% | 84.61 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 47 | 24.49 | 20.60 | 0.00% | 84.55 | |
0400800499x00x | 肺炎等(市中肺炎以外かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 40 | 18.68 | 19.08 | 10.00% | 88.13 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 39 | 17.23 | 10.60 | 0.00% | 85.33 |
地域性にもより、必然的に高齢者の方の入院が大半を占めています。高齢の患者様は入院期間が長くなることが多いですが、当院では早期よりリハビリテーションを介入し、入院期間を出来るだけ短く出来るよう努めています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 50 | 49.34 | 25.50 | 2.00% | 82.88 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 28 | 34.07 | 19.34 | 7.14% | 81.07 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 18 | 32.72 | 21.96 | 0.00% | 75.33 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 12 | 27.92 | 19.55 | 0.00% | 68.33 | |
160800xx99xxx0 | 股関節・大腿近位の骨折 手術なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 11 | 28.82 | 14.07 | 18.18% | 87.45 |
転倒で大腿骨の骨折が大半を占めていました。高齢者の多くは骨粗鬆が併存しており、骨折の治療と同時に骨粗鬆症の治療も並行して行なっていきます。また当院は膝疾患専門の「人工関節外来」も設けており、患者様にあった治療を提供できるように努めています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 18 | 4.44 | 4.73 | 0.00% | 72.78 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 14 | 8.14 | 8.38 | 14.29% | 77.71 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 12 | 36.08 | 7.20 | 0.00% | 74.67 | |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | - | - | 15.70 | - | - | |
030410xxxxxxxx | めまい(末梢前庭以外) | - | - | 5.25 | - | - |
昨年度はめまいや転倒等における頭部外傷の安静入院が平年より多くみられました。脳梗塞においては神経症候、日常生活動作障害、機能障害の改善に効果のある「エダラボン」を投与し、また入院時からリハビリテーションも併せて開始していきます。当院においては回復期リハビリテーション病棟も構えており、状態が安定すればこちらの病棟へ転棟し、早期機能回復に努めています。このため、全国の平均在院日数よりも入院期間が長くなっています。
胸部外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 13.59 | - | - | |
040040xx99200x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 2.98 | - | - | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 9.54 | - | - | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし | - | - | 9.88 | - | - | |
090010xx97x3xx | 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 3あり | - | - | 13.65 | - | - |
胸部外科において、気管・気管支、肺、胸膜に関わる分野の診断と治療を行なっています。乳癌においては術後の病理診断結果において、薬物治療(抗がん剤治療)も行なっております。
血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 15 | 7.00 | 2.61 | 0.00% | 70.80 | |
050170xx03001x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | - | - | 9.00 | - | - | |
050170xx03000x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 5.21 | - | - | |
050170xx02011x | 閉塞性動脈疾患 動脈形成術、吻合術 指(手、足)の動脈等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 あり | - | - | 36.81 | - | - | |
050170xx97011x | 閉塞性動脈疾患 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 あり | - | - | 37.88 | - | - |
下肢静脈瘤に対する手術目的の入院が多くありました。こちらの診断群分類で入院される方は、ほとんどが基礎疾患がベースに有り、他科とも連携し、基礎疾患と併せて改善を図っています。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx99xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし | 134 | 2.00 | 3.00 | 0.00% | 53.99 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 92 | 2.02 | 2.61 | 0.00% | 65.04 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし | 25 | 9.00 | 5.64 | 0.00% | 57.48 | |
060130xx0200xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 内視鏡的消化管止血術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 15 | 4.60 | 8.71 | 0.00% | 79.27 | |
060130xx9900xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 14 | 11.00 | 7.63 | 0.00% | 76.29 |
当院においては開業医様と連携し、開業医様で行なわれた大腸ポリープ切除後の患者様の安静目的の入院も積極的に受け入れてます。また当院においても内視鏡における大腸ポリープ切除も行なっており、ほとんどの場合が翌日退院となっています。腹痛などの受診においては、画像検査をはじめ、採血検査や内視鏡検査などの精密検査を行なった上、他科とも連携を取りながら、治療方針を決定しています。
消化器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) | 平均 在院日数 (全国) | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 32 | 12.13 | 8.95 | 3.13% | 71.84 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 32 | 10.63 | 8.75 | 0.00% | 75.16 | |
060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 30 | 9.70 | 7.58 | 0.00% | 69.40 | |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 27 | 9.11 | 8.55 | 0.00% | 68.93 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 24 | 7.46 | 4.55 | 0.00% | 73.00 |
外科で入院治療の多くは腸閉塞であり、保存的治療がほとんどです。しかしながら、既往に外科手術歴があることが往々にしてあるため、消化器外科が過去の既往とも併せて対応しています。その他においては、大腸癌や胃癌等の悪性腫瘍も多く、手術治療だけでなく、薬物療法(抗がん剤治療)も外科で担当しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) | 版数 | |||||
胃癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
大腸癌 | - | 11 | - | - | - | - | 1 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
一般病棟に入院した上記5大癌の患者について、UICC第8版のステージに基づき分類した延患者数です。
ステージⅠは早期のがん、ここから数字が多くなるほどがんの進行度が進み、ステージⅣはいわゆる転移を有する進行癌を指します。
患者数は、大腸癌が最も多く、次いで胃癌となっています。当院では手術だけではなく化学療法も行っています。また、緩和ケアを専門とするチームが結成されており、緩和担当医をはじめ緩和ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士などそれぞれの専門家が力を合わせて、患者様が穏やかに過ごせるようにケアを行っております。
ステージⅠは早期のがん、ここから数字が多くなるほどがんの進行度が進み、ステージⅣはいわゆる転移を有する進行癌を指します。
患者数は、大腸癌が最も多く、次いで胃癌となっています。当院では手術だけではなく化学療法も行っています。また、緩和ケアを専門とするチームが結成されており、緩和担当医をはじめ緩和ケア認定看護師、薬剤師、管理栄養士などそれぞれの専門家が力を合わせて、患者様が穏やかに過ごせるようにケアを行っております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 10 | 15.8 | 80.8 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
成人の市中肺炎(普段の社会生活の中でかかる肺炎)の患者の人数を成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類を用いて重症度別に集計しています。例えば、重症度0は軽症で基本は外来のみ、1~2は中等症となり、外来若しくは入院となります。
当院における市中肺炎の場合はほとんどが軽症・中等症であり、約2週間で退院となっています。
当院における市中肺炎の場合はほとんどが軽症・中等症であり、約2週間で退院となっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 30 | 66.33 | 77 | 6.67 |
その他 | - | - | - | - |
当院に脳梗塞で入院した患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率をそれぞれ示し、さらに発症日を『3日以内』、『その他』に分けて集計しています。
当院は、発症から3日以内の急性期脳梗塞が100%を占めています。当院で治療をする場合、多くは発症3日以内に治療を開始します。脳梗塞は早期に治療を行うことが効果的とされているため多くは『エダラボン』投与にて治療開始します。
急性期治療後は回復期リハビリテーション病棟へ転棟し積極的にリハビリを行っています。当院のリハビリ体制は、日曜祝日の休日にかかわらず毎日行うことができます。これにより、早期にADL(日常生活動作)が改善できるように対応しています。
当院は、発症から3日以内の急性期脳梗塞が100%を占めています。当院で治療をする場合、多くは発症3日以内に治療を開始します。脳梗塞は早期に治療を行うことが効果的とされているため多くは『エダラボン』投与にて治療開始します。
急性期治療後は回復期リハビリテーション病棟へ転棟し積極的にリハビリを行っています。当院のリハビリ体制は、日曜祝日の休日にかかわらず毎日行うことができます。これにより、早期にADL(日常生活動作)が改善できるように対応しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 43 | 3.42 | 47.16 | 0.00% | 84.21 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 21 | 1.38 | 32.71 | 0.00% | 75.43 | |
K0821 | 人工関節置換術(股) | 16 | 2.88 | 29.94 | 0.00% | 69.63 | |
K1425 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) | 13 | 2.46 | 17.08 | 0.00% | 71.92 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 12 | 4.75 | 46.25 | 0.00% | 81.50 |
高齢者の方の骨折に対し、骨折観血的手術(大腿)の手術の入院が大半を占めています。また膝・股人工関節置換術、脊椎手術を含め、上・下肢骨接合術の手術療法を積極的に取り組んでいます。
急性期治療を終えて回復期リハビリテーション病棟に転棟して頂いて、リハビリを積極的に行い、患者さんの早期社会復帰をサポートしております。
急性期治療を終えて回復期リハビリテーション病棟に転棟して頂いて、リハビリを積極的に行い、患者さんの早期社会復帰をサポートしております。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 96 | 0.28 | 1.08 | 0.00% | 64.93 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 27 | 3.37 | 15.11 | 3.70% | 79.81 | |
K5223 | 食道狭窄拡張術(拡張用バルーン) | 13 | 0.54 | 4.23 | 0.00% | 80.54 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) | 12 | 1.58 | 9.50 | 0.00% | 70.17 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 10 | 0.30 | 4.70 | 10.00% | 62.90 |
大腸ポリープ内視鏡下切除術が最も多く行われています。その中でも、大腸ポリープ内視鏡下切除術後の患者様が多く入院されています。
地域の開業医様で行われた大腸ポリープ切除術後の患者様の安静目的で当院に積極的に受け入れており、術後でも安心して治療が受けられるように開業医と連携してます。
地域の開業医様で行われた大腸ポリープ切除術後の患者様の安静目的で当院に積極的に受け入れており、術後でも安心して治療が受けられるように開業医と連携してます。
消化器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 17 | 7.53 | 5.18 | 0.00% | 67.12 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 17 | 0.71 | 6.41 | 0.00% | 73.76 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 14 | 19.29 | 17.93 | 7.14% | 86.79 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | - | - | - | - | - | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | - | - | - | - | - |
腹腔鏡下胆嚢摘出術、鼠径ヘルニア手術が入院治療の上位となっています。患者様の体への負担も考えて、腹腔鏡下における手術も積極的に行っております。
また、当院には歯科医師がおり、挿管時の歯牙の脱落及び術後の肺炎等の予防のため術前に口腔ケアを行なっており、全身麻酔の手術を安全に行えるように連携しています。
また、当院には歯科医師がおり、挿管時の歯牙の脱落及び術後の肺炎等の予防のため術前に口腔ケアを行なっており、全身麻酔の手術を安全に行えるように連携しています。
血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 27 | 3.04 | 26.56 | 11.11% | 81.52 | |
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 13 | 0.46 | 6.31 | 0.00% | 70.62 | |
K6145 | 血管移植術、バイパス移植術(下腿、足部動脈) | - | - | - | - | - | |
K6093 | 動脈血栓内膜摘出術(その他) | - | - | - | - | - | |
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | - | - | - | - | - |
血管外科では四肢の血管拡張術・血栓除去術の患者様が多く入院されました。
次に多いのが下肢静脈瘤血管内焼灼術で、下肢静脈瘤に対する手術目的の入院が多く、術後直ぐに歩行出来ます。
また、当院では糖尿病や動脈硬化により下肢に生じた潰瘍に対し、フットケア外来も行っており。高気圧酸素療法も行っております。
次に多いのが下肢静脈瘤血管内焼灼術で、下肢静脈瘤に対する手術目的の入院が多く、術後直ぐに歩行出来ます。
また、当院では糖尿病や動脈硬化により下肢に生じた潰瘍に対し、フットケア外来も行っており。高気圧酸素療法も行っております。
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | - | - | - | - | - | |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) | - | - | - | - | - | |
当院では血液透析を行っています。血液透析では約4時間、毎分約200mlの血液を体外に出し、透析装置で浄化して余計な水分を除き体内に返します。上腕の皮下静脈から十分な血液を取るために、手首あるいは肘で動脈と静脈をつなぐことにより皮下静脈の血流を増やします。こうして血液量が増え太くなった皮下静脈が血液透析用シャントです。シャントが細くなったり閉塞する透析に必要な血液が取れなくなりますので、風船の付いた管(カテーテル)を入れて広げる治療を行っています。
胸部外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 | 平均 術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | - | - | - | - | - | |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) | - | - | - | - | - | |
専門医がいるため、乳癌・胸部の手術や術後の化学療法も行なうことができます。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 10 | 0.5% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | 10 | 0.5% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について、入院の契機となった傷病名Ⅸが医療資源に最も投入した傷病名と同一か異なるかを区別して、症例数、発生率を示しています。当院で異なる疾患からの発症として挙げられるのは肺炎、尿路感染症などから重症化した症例でした。
感染管理認定看護師を中心にラウンドを行い、問題点について指導、対策を行っています。手術室では感染対策を徹底し、患者・家族が安心して手術を受けて頂けるように努力しています。手術後や重症化されている患者様には細心の注意を払って対応し、今後も発症率を低下できるように努力してまいります。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
228 | 216 | 94.74 |
当院では、肺血栓塞栓症の予防を目的として弾性ストッキング、間歇的空気圧装置を用いて行なっています。またこれらと併用して、早期離床及び早期リハビリテーションも介入しています。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) | 血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
238 | 210 | 88.24 |
当院では菌血症を早期に診断すべく、2セットを基本で行なっています。その結果で適切な抗菌薬が投与でき、患者様の予後悪化を防ぐよう対応しています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) | 広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
295 | 186 | 63.05 |
細菌感染症にかかった患者様には、まず広域スペクトル抗菌薬(広い範囲の菌に効果がある抗菌薬)を投与し、患者試料から原因菌が分離同定されれば、それに対して有効な抗菌薬を決定しています。
しかし、この検査には一定時間かかりますので、広く可能性のある薬をまず投薬しておき、患者様の早期改善を図っています。
しかし、この検査には一定時間かかりますので、広く可能性のある薬をまず投薬しておき、患者様の早期改善を図っています。
更新履歴
- 2024/09/25
- 令和5年度病院指標を公開しました。
日高郡内及び御坊市の人口が年々減少傾向となる反面、高齢者の方の割合が3割以上と年々増加しております。こういった地域性から60歳以上の入院が8割を占めています。肺炎や尿路感染症といった疾患の他に、転倒等による大腿骨骨折や腰椎圧迫骨が多く見られ、また脊椎手術を含め、上・下肢骨接合術、膝・股人工関節置換術、腫瘍切除、下肢切断術等の手術療法を積極的に取り組んでいます。当院では、スポーツ整形を実施しており、10代~20代の患者も増えています。