甲状腺の検査について
病気の種類
甲状腺腫瘍、甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、甲状腺機能低下症など また、甲状腺で行う検査と同じ検査で、分かる頸部中心の病気として頸部リンパ腫、血管腫、咽頭がん、リンパ管腫など
検査の種類
頸部CT、 頸部MRIなど
検査の内容
頸部CT
頸部MRI
CT検査は検査台に寝て撮影します。検査台をスライドさせながらX線を照射します。検査時間は10分程度です。収集した情報により、あらゆる断面から患部を画像化することができます。
検査は単純像を最初に撮影します。病気の種類により造影検査をする場合があります。造影検査は病変部の形態や鑑別に役立ちます。
頸部MRI
MRI検査は磁気共鳴という現象を応用して撮影します。検査台に寝て円筒状のトンネルに入って撮影します。検査時間は30分程かかります。MRI検査は動きに弱い検査のため、口を動かしたり飲み込む動きなどもできるだけ我慢していただきます。
これが甲状腺です。矢印で指し示した少し黒い部分が腫瘍です。
甲状腺や松果体、下垂体、胸腺などを全部合わせて”内分泌臓器”と呼びます。