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高気圧酸素療法

高気圧酸素療法とは
 令和5年2月より、セクリスト 高気圧酸素治療装置 model 3300HJを導入し、
   高気圧酸素治療を始めました。高気圧酸素治療とは、大気圧よりも高い気圧環境の
 中に患者さんに入っていただき、高濃度の酸素を適用することによって、病態の改善
 を図る治療法です。治療は 基本 1 日 1 回となります。 ただし、治療効果には個人
   差があり、回数は病態や患者さんで異なります。

適応疾患

①減圧症または空気塞栓 

②急性一酸化炭素中毒その他のガス中毒(間歇型を含む。) 

③重症軟部組織感染症(ガス壊疽、壊死性筋膜炎)又 は頭蓋内膿瘍 

④急性末梢血管障害

(イ)重症の熱傷又は凍傷
(ロ)広汎挫傷又は中等度以上の血管断裂を伴う末梢血管障害
(ハ)コンパートメント症候群または圧挫症候群

⑤脳梗塞 

⑥重症頭部外傷後若しくは開頭術後の意識障害又は脳浮腫 

⑦重症の低酸素脳症 

⑧腸閉塞 

⑨網膜動脈閉塞症 

⑩突発性難聴 

⑪放射線又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍 

⑫難治性潰瘍を伴う末梢循環障害 

⑬皮膚移植 

⑭脊髄神経疾患 

⑮骨髄炎又は放射線障害

※当院では対応していない疾患もあります。