よくあるご質問

 
 
お薬の正しい飲み方は?
お薬は、きちんと水またはぬるま湯(37度くらい)で飲むのが原則です。
お薬を服用する時間には意味があるので、次の服用時間をしっかり守りましょう。
 
食前  食事の約30分前の空腹時
食直前  食事の5~10分前|食事の5~10分前|
食後  食事のあと30分以内
 食直後  食事が済んだら直ぐに
食間  食後2~3時間後の空腹時(注:食事をしながらではない)
就寝前  寝る直前、または寝る30分~1時間前
頓服  必要な時(痛い時、発熱時、便秘の時など)
 
お薬の保管はどうすればいいですか?
お薬は高温と湿気と光に弱いので、直射日光が当たらない湿気の少ない涼しいところに保管することが大切です。目薬やシロップ剤などは同じものを何度も使用するため、汚染を防止するために冷蔵庫に保管した方が良いとされています。
小さな子供がいる家庭では簡単に手が届くところに置かないようにしましょう。
また、飲み残したお薬はなるべくすみやかに捨てて下さい。
 
いろんな病院から出たお薬をそのまま飲んでもいいですか?
診察時に他の病院でお薬をもらっていることを、医師に説明しましょう。
見た目は違っていても作用が重なっていたり、飲み合わせが悪いものがあるかもしれません。
受診時に、お薬や説明書を持ってきて下さい。
 
子供と大人のお薬は違いは?
小児のお薬は成人とはさまざまな点で異なります。小児におけるお薬は安全性の臨床試験を行っているものは少なく、いくつかのお薬は禁忌になっています。
また、小児に適用するために錠剤をつぶしたり、カプセルをはずしたりする場合もありますが、品質や安全性などの問題もあり慎重に行う必要があります。
乳児にお薬を飲ませる場合、ジュースや蜂蜜に混ぜて服用させることもあります。ただし、ミルクに混ぜるのはミルク嫌いになったりするので好ましくないとされています。
 
高齢者の薬で気を付ける点は?
高齢者の場合、加齢とともに体の機能が低下することでお薬の効果や副作用が増大することがあります。お薬の作用による転倒、転落にも十分注意が必要です。
また、多くのお薬を使用しているため重複投与、過量投与、服用時の嚥下困難などの問題もあります。これらの問題を未然に防ぐために、「お薬手帳」や「薬剤情報提供書」などを活用しましょう。
 
妊娠してる時にお薬を飲んでもいいですか?
妊婦に対してはお薬の安全性が確立できている場合が少なく、使用できるお薬を選択する際は以下の点に注意するようにしましょう。
   ・危険性が少ないお薬を選ぶ。
   ・妊娠3ヶ月間は薬の使用を避ける。
   ・必要最小限の量と期間にする。
 
病院のお薬は、他人にあげても良いですか?
病院で医師により処方されるお薬は、患者さま本人の症状にあわせて出されるものなので、他の人がのむと効かなかったり、危険なこともあります。また、意識的に他人に薬をあげようとしなくても家においておいたら家族が間違って飲んでしまった、ということもあります。自分がどんなお薬を飲んでいるか周りの人に話しておくことも大切なことでしょう。
 
街の薬局のお薬と病院のお薬の違いって何ですか?
街の薬局で手に入れることのできるお薬は「一般用医薬品」または「大衆薬」といわれ、消費者が自分の判断で自由に購入でき、服用も自らの判断で行うことのできるお薬です。一方、病院のお薬は「医療用医薬品」といわれ、医師の処方がなければ手に入れることはできません。大衆薬には1つのお薬に何種類もの成分が含まれていますが、病院のお薬は基本的に1つの薬に1つの成分しか入っていません。これらの薬をいっしょに飲んでしまうと副作用が発現する可能性があるため、病院の薬を飲んでいるときには大衆薬をやめるか、たとえ飲む場合でも医師または薬剤師に相談してからにして下さい。
 
錠剤を割って飲んだり、カプセルをはずしてのんでも良いですか?
錠剤やカプセルの中には特別な加工や工夫がしてあるものがあります。これらのお薬を噛んだり砕いたりすると、腸溶性のものが胃で分解し効果が落ちたり、胃を荒らしたり、持続性のものは短い時間でお薬の効果が出たりするので、お薬の加工の意味がなくなったり、危険なこともあります。そのため、その形のままで飲んでおけば間違いがないことになります。カプセルはゼラチンでできているので、そのまま飲んでも全く問題ありません。
 
お薬を飲み忘れた。今から飲む?とばす?次回倍飲む?
目安として、飲み忘れに気がついた時が、本来の飲むべき時間より、次回に飲む時間に近い時は、忘れた分はとばして下さい。とばしたからといって、次回倍飲むのではなく、一回量を飲むようにしましょう。逆に、飲み忘れに気がついた時が、本来飲むべき時間からあまりたっていなければ、気がついた時点で飲んで下さい。この場合には、その次に飲むまでの間隔が短くなるので、なるべくその次は少し遅めに服用し、あまり短い間隔で服用をしないようにすると安全です。また、薬の効果が服用時間と密接な関係にあるお薬(例:糖尿病の薬など)もありますので、飲み忘れた時の対処方法については事前に医師や薬剤師にご相談下さい。
 
副作用を防止するには?
どんなお薬でも副作用の起こる可能性はあります。患者さまにできることで、副作用を予防する方法があります。それは決められた用法用量をきちんと守ることです。当たり前のことだと思われるかもしれませんが、患者さんの訴える副作用のうち用法用量を守らなかったせいで起こったケースはとても多いのです。だから、処方されたお薬以外は勝手に飲まないこと、お薬を飲み違わないこと、薬を飲み忘れないこと、といったことに注意して下さい。万一のみ忘れたとしてもあわてて2回分飲むようなこともしないで下さい。また、お薬によるアレルギー等の副作用がでたことのある人は、事前に医師に告げておきましょう。そうすれば、それらのお薬とは違う種類のものを処方してくれるはずです。自分の体質、例えばアレルギー体質だとか、胃腸が弱いといったことを把握し、医師としっかりコミュニケーションするのも副作用の防止には大切なことです。
 
お薬の相互作用って何ですか?
お薬の相互作用(薬物相互作用:drug interaction)は、お薬とお薬の飲み合わせのことで、お薬が効きすぎて副作用が出やすくなったり、逆にお薬が効かなくなったりすることです。また、お薬とお薬だけでなく、お薬と食べ物や飲み物、嗜好品などでも、お薬の作用が強くなったり弱くなったりすることもあります。有名な相互作用としては、グレープフルーツジュースと降圧剤、納豆とワァーファリンなどがあります。
 
 
        その他、お薬のことについてご質問・ご意見があれば薬剤師にご相談下さい。
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