よくあるご質問

 
 
「回復期リハビリ病棟」というのはどのような目的の病棟ですか
「回復期リハビリ病棟」は、おもに病期の後遺症である運動機能障害を改善するために密度の濃いリハビリテーションを行う病棟です。
 
運動機能に障害のある方はだれでも入院できるのですか
いいえ。「回復期リハビリ病棟」に入院できる病気についても厚生労働省が厳しく定めています。わかりやすくいいますと、脳卒中で発症から2ヶ月以内の方、脊椎損傷や骨盤・下肢の骨折で発症から2ヶ月の方、肺炎や外科手術後2ヶ月以内で動けなくなった方です。それ以外の方は「回復期リハビリ病棟」には入院できません。発症から2ヶ月以内というのがポイントです。回復の可能性の高い時期に十分なリハビリテーションを行うように、という厚生労働省の考えです。
 
今までのような一般病棟に入院してリハビリテーションを受ける場合と違いはあるのでしょうか?
リハビリの時間などに違いはありません。また「回復期リハビリ病棟」の専従療法士の技術、看護師の技術が魔法のように向上するわけではありませんから、個々の訓練が変わるわけではありません。
 
それでは、今までと何が違うのでしょうか
「回復期リハビリ病棟」全体が患者様の損なわれた機能の再獲得の場であることを意識しています。一般病棟では急性期の治療の必要な方とリハビリテーションの必要な方が混在しています。そのために看護師や療法士はリハビリテーションの必要な方に集中して生活動作練習をできません。ところが「回復期リハビリ病棟」にはリハビリテーション対象の方しかいらっしゃいません。病棟スタッフは患者様の機能回復を援助することに集中することができます。
後遺症は病気であるかというと、そうではありません。したがって病気のために療養するという考え方ではなく、損なわれた能力を再学習する、再獲得する状態だと考えています。そのために、リハビリ室だけではなく病棟でのリハビリも重視します。ベッドで終日寝ていることをできる限り、なくします。更衣動作、排泄動作、移乗動作、歩行練習、食事練習なども積極的に行います。
 
どれくらいの期間リハビリを受けるのですか
どれくらいの期間リハビリテーションを必要とするかは患者様個人個人で違ってきます。繰り返しますが、本病棟は療養病棟ではありませんので、いつまでも入院していただくわけにはいきません。退院の目安は、入院期間で区切るのではなく、患者様の機能が改善し、退院後の生活が送れるめどがついたところで退院とします。
 
転院の際の手順はどのようになりますか
当院での最初の窓口は、地域医療連携センターです。ご相談、ご質問などあるかたはご本人でなくてもけっこうですので、まずご連絡ください。その上で具体的なご相談になる場合は、現在の担当医の診療情報提供書(紹介状)とレントゲンフィルムなどをご持参の上で、リハビリテーション科医師の外来を受診するように手続きいたします。
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